保護者向けに自転車の安全利用を伝える【おやこじてんしゃプロジェクトbyOGK】が、子ども乗せ自転車を積極販売する【コンズサイクル】さんと共同開催した【おやこじてんしゃ体験会】の写真も交えながらご紹介します。
「コンズサイクル」は京都・滋賀・大阪に17店舗を展開する自転車販売店。「売って終わり」ではなく、自転車教室や交通安全イベントで、自転車マナーや自転車を取り巻く環境向上の取り組みも行っている。京都市北区「大宮交通公園」内のコンセプトショップ『Kon’s Green Park』ではキッズからシニア向けの自転車教室も多数開催中。
(写真は体験会を開催した「常盤店」)
https://www.konscycle.com/
▼目次
- 地域情報①自治体の条例をチェックしよう
- 地域情報②購入補助・助成金をチェックしよう
- 地域情報③かかりつけの自転車屋さんを見つけよう
- 【開催レポート】おやこじてんしゃ体験会@コンズサイクル
目次
①自治体の『条例』をチェックしよう
自転車は身近で手軽な乗り物ですが、道路交通法上は『車の仲間』。
わが子を乗せて子ども乗せ自転車デビューする前に、今一度交通ルールやマナーをおさらいしましょう。
合言葉は『親になったらもう一度、自転車を学ぼう!』
小学校で習う『自転車安全利用五則』や道路交通法に加え、自治体ごとに様々な条例があります。
例えば、子どものヘルメット着用について。道路交通法では13歳未満の子どもが自転車に乗る際には、ヘルメットの着用努力義務があると定められています。
しかし、京都府では自転車同乗の未就学児に対し、ヘルメット着用が自転車利用者の義務となっています。
コンズサイクル常盤店でのおやこじてんしゃ体験会に参加したママたちからも「ヘルメット着用が『義務』だとは、知らなかった!」との声が上がりました。
違反に罰則規定はありませんが、自転車転倒時に子どもがダメージを受けやすい頭部をヘルメットで守りましょう、という義務化の背景にあるメッセージを考えると、パパ・ママの意識も変わってくるのではないでしょうか?
他にも自転車保険の加入義務なども、自治体によって異なることがあります。
重たい、頭の大きさに合わないヘルメットでは「被りたくない!」と嫌がる子も少なくありません。
おやこじてんしゃ体験会ではノリノリでヘルメットを被ってくれた子多数。日本人の頭に合った形、子どもに負担のない軽さのヘルメットを選んであげてくださいね。
▼おやこじてんしゃ体験会では、オージーケーカブトの「チャイルドメットシリーズ」を試着してもらいました
https://child.ogkkabuto.co.jp/
②購入補助・助成金をチェックしよう
子育て支援の一環として、子ども乗せ自転車や子ども用ヘルメットの購入補助・助成金を実施している自治体も多くあります。
例えば、京都府大山崎町では、京都府のヘルメット着用義務化を受け、ヘルメット着用を促進するため、町内在住の1~3歳くらいの子を対象に、自転車用ヘルメットの無償配布を行ったという例もあります。(応募条件あり、抽選制。令和3年度の施策)
また、快適だけど価格面で悩むパパ・ママが少なくない電動アシスト付自転車も、購入補助を行う自治体が増えています。
自治体によって申請期間の定めや条件、助成額は変わりますが、数万円の補助を受けられるケースもあり、子育て世帯にとっては必見です。
▲一度体験するとその快適さに惹かれてしまう電動アシスト付自転車。坂道が多い地域、自転車がメインの移動手段で、前後に子どもを乗せる可能性があるなら積極的に検討を!
【購入補助・助成金の一例(いずれも令和4年度)】
・東京都葛飾区【三人乗り自転車等購入費助成事業】
https://www.city.katsushika.lg.jp/kurashi/1000056/1002336/1002419.html・千葉県松戸市【幼児同乗用自転車等の購入支援・助成】
https://www.city.matsudo.chiba.jp/kosodate/matsudodekosodate/kosodatenavi/teate_jyosei/youji_jitensha.html
・東京都八王子市【子ども自転車ヘルメットの購入費助成】
https://www.city.hachioji.tokyo.jp/kurashi/life/001/007/003/p007196.html
③かかりつけの自転車屋さんを見つけよう
自転車は車の仲間。ですが、車と違い「車検」が義務づけられていません。
運転者(パパやママ)、同乗者(子ども)の重さに加え、チャイルドシートや荷物を載せているため、単身乗りの自転車に比べ、タイヤやブレーキに負担がかかるのは想像がつくでしょう。(もちろん子ども同乗させられるような強度への配所、設計の工夫もされています。)
安全利用のためには、半年~1年に1回を目安に、自転車屋さんでの定期点検をしましょう。
単身利用に比べ、パンクする頻度が高いと感じているパパ・ママも少なくありません。
パンク予防には適度な空気圧も必要で、自転車屋さんの店頭にある空気入れも重宝します。
園への送迎や子どもとのお買い物など、毎日の足として欠かせないからこそ、パンクや故障の際はすぐに修理に持っていける地域の自転車屋さんを見つけておくのも、快適なおやこじてんしゃライフに欠かせません。
忙しい子育て世代にとって、情報収集から購入までネットで完結できるオンラインショップはとても便利ですが、ぜひ家族で地元の自転車屋さんに足を運んでみましょう。
子どものちょっとした体調不良を相談できる「かかりつけの小児科」のように、選び方やメンテナンスなど、自転車のことをなんでも相談できる「かかりつけの自転車屋さん」を作っておくことも大切ですよ。
【開催レポート】おやこじてんしゃ体験会@コンズサイクル常盤店
▲自転車の荷物問題を解決!家族のためのサイクルトレーラーCamily(キャミリー)のけん引体験も。キックバイクやポップアップテントを積んで、公園に遊びに行くときにも便利です。
Camilyブランドサイトはコチラ
https://ogk.co.jp/camily/
▲おやこじてんしゃプロジェクトメインサポーターのOGK技研の社員、おやこじてんしゃアンバサダーでもあり京都市『パパママ自転車べんきょうかい』事業 を受託・実施するマミー・クリスタルのスタッフが試乗や乗せ降ろしのサポートをしました。
▲#がんばらなくていい自転車 で先輩ママに支持される「ヤマハPAS子供乗せモデル」。今回は「PAS Babby」と「Kiss mini」の2種類を体験してもらいました。
安心とラクラクがさらに進化した電動アシスト自転車「PAS」詳細はコチラ
https://www.yamaha-motor.co.jp/pas/children/
▲参加の記念として店内で撮影も。「おやこじてんしゃ体験会が楽しかったようで、自転車屋さんの前を通ると子どもが体験会の話をしてくれます!」という嬉しい感想も。
子どもにとって自転車が楽しい思い出になるように、パパ・ママは安全第一でおやこじてんしゃ生活を送ってくださいね。
特別協力
コンズサイクル常盤店
子連れ習い事スクール&シェアサロン・マミクリ*place
参加できない方は…オンライン勉強会へ
おやこじてんしゃプロジェクトbyOGKでは、子ども乗せ自転車購入検討中の保護者が自宅から参加できる【オンライン勉強会】も定期開催しています。
最新情報は公式HPやSNSでチェックしてくださいね。
開催協力
このイベントはプロジェクトの協賛各社の協力により開催します。