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目指せ事故ゼロ・その1~親になったらもう一度自転車を学ぼう!
早速試乗…その前に、パパやママはお勉強!安全に子ども乗せ自転車を利用するための準備、乗り方、ヘルメットの正しい被り方などを、おやこじてんしゃアンバサダーよりレクチャーしました。
初めて電動アシスト自転車に試乗すると、快適さに感動する一方、車体の重さに驚くパパやママも…。
子どもを乗せたままスタンドを停めることにてこずる方も珍しくありません。
力任せにせず、ブレーキをかけながらてこの原理を使う、ちょっとしたコツでラクに安全に停車できる方法などもレクチャーしました。
駐輪場や敷地内の移動など、実際の日常生活の中では「手押し」で移動するシーンも少なくありません。
日本で初めて電動アシスト付自転車を作ったヤマハ発動機販売株式会社は、大型バイクのメーカとして有名で、重たい車体を動かすコツはお手のもの。
『両手と腰の3点』で支えながら、重さを分散させ手押しするコツを、ヤマハ発動機販売株式会社のスタッフさんより教えていただきました。
他にも、最低限知っておきたい交通ルールやマナーなど、保護者向け勉強会の内容はYouTubeで公開中。
ぜひご家族でご覧ください。
https://www.youtube.com/embed/KvhFjtlgdjo?feature=oembed
目指せ事故ゼロ・その2~ヘルメットは命を守るお友達
自転車での交通事故死者の約6割は、頭部に致命傷を負っています。
何よりも大切な頭=命を守るため、子どもを自転車に乗せるなら、ヘルメットを着用させることはパパ・ママの務めでもあります。(道路交通法では13歳未満の子どもに対し、保護者がヘルメットを着用させる努力義務が定められています。)
手に持った瞬間「軽い!」の声が上がるオージーケーカブトの【チャイルドメットシリーズ】から、それぞれ好きなものを選んでもらいました。
カラーバリエーションも豊富で、自分でお気に入りのカラーを選ぶ子も。
重い、蒸れる、などの印象があるヘルメットですが、頭の形に合うもの、首に負担のない重さを選んであげると…意外にもゴキゲンに被ってくれるものです。
はじめてのヘルメット姿に大喜びする子もいました。
▼子ども用ヘルメットの選び方&正しい被り方が学べるチャイルドメットシリーズwebサイトはコチラ
https://child.ogkkabuto.co.jp/selection/
目指せ事故ゼロ・その3~最新アイテムにはヒントがいっぱい!
乗り心地や、自分の体格に合っているかなど、試乗で確認できることがたくさんあります。
加えて、新型モデルや最新の自転車アクセサリも欠かさずチェックしたいところ。
なぜなら…先輩パパママの不満や不便を解決すべく、年々子ども乗せ自転車は進化しているから!
はじめての子ども乗せにおススメな、足元まですっぽり覆ってくれる安心感のあるフロントチャイルドシート。
(写真はPAS Kiss mini un)
中央のハンドルを片手で手前に引くだけで足元部分が大きく開くので、子どもの乗せ降ろしがラクにできる工夫がされています。
「うわぁ、これ便利!」と注目が集まったのは、シートベルト。
それもそのはず、約7割のユーザーがチャイルドシートに困りごとを感じており、その不満の多くがシートベルトに集中しているのです。
(おやこじてんしゃプロジェクト調べ)
先輩ユーザーの声を受け、より便利に使いやすくなっている最新アイテムを体験いただきました。
バックル部分がマグネット式になっており、近づけるだけでカチャッと固定。
忙しい朝や子どもがぐずった時に、バックルをはめる煩わしさがありません。(写真)
面倒な長さ調整も、ワンアクションでフィットする自動巻取り式のベルトにも「すごい!画期的!」との声が上がりました。
「このカタチ、初めて見た!」とママが興味津々なのは、雨の日に欠かせない「レインカバー」。
【グランディアルーフ(RCR-010)】はファスナーなしで開閉できるから、雨天時でも最短の動作でサッと子どもの乗せ降ろしが叶います。
ルーフは日よけに、足元のカバーは防寒にもなります。下半分は簡単に着脱でき、収納できる専用袋つき。
ひとつで全天候に対応、一年中大活躍する便利なアイテム。視界も広く、乗っている子どもたちもとっても楽しそうでした。
※【グランディアルーフ】はグランディアシリーズ、ハグシートの専用アイテムです。2023年には汎用型の新型レインカバー【ルーフキッズ】が登場するようです!
▼ルーフキッズ・商品ページ
https://ogk.co.jp/products/child/rain-cover/rain-cover-01/rcr-011
▼グランディアルーフが当たるキャンペーン(応募は11/30(水)まで)
https://www.instagram.com/p/ClDELuxvrvy/
「SNSで見て、気になってたんです!」と声をかけられたのは【サイクルトレーラーCamily(キャミリー)】。
子ども乗せ自転車での荷物問題を解決、より安全に楽しく自転車でのお出かけを楽しむべく、自転車用チャイルドシートのトップメーカー、オージーケー技研が開発したアイテムです。
前後に子どもを乗せ、重たいクーラーボックスをCamily(キャミリー)でけん引体験してもらいました。
「重さを感じない!」「引いている感じがしない」と驚きの声には、衝撃を吸収するエアタイヤやトレーラーと自転車をつなぐジョイント部分の設計に秘密があるそう。
最初は内輪差を怖がっていたママも「運転してみたら、全く気にならない。スムーズでビックリした。」と感想を教えてくれました。
自転車でのけん引だけでなく、トレーラーとしても優秀なCamily(キャミリー)。
ペットボトル飲料が入った重たいクーラーボックスも、ご覧の通り小さなお子様でもラクラク運搬。
「すごいね!」の声に、会場内をぐるぐる歩き回っていました(笑)
乗せ降ろしが大変、ベルトの着脱が不便、雨の日に困っている、もっと荷物を運べたらいいな…そんな先輩パパ・ママの不満や不便を解消する新機能やアイテムが多く発売されています。
小さなストレスをなくすことは、安全運転にもつながります。
ぜひ自転車屋さんで最新アイテムもチェックしてくださいね。
目指せ事故ゼロ・その4~買って終わりじゃない!点検大事!
イベント内には自転車出張修理【サイクルピット】も登場し、先着20組の無料点検を実施しました。
ブレーキ音が気になる、点検してもらいたい、と自転車を持ち込むご家族も。
自転車には車検がありません。安全利用のためには、定期的なメンテナンスが欠かせません。
特に子どもを乗せているとタイヤの消耗が早かったり、気づいたらパンクしていたり…ということも珍しくありません。
(適切な空気圧を保つことはパンク予防にもなるそうです。)
何かあったら相談できる「かかりつけの自転車屋さん」を探しておくことが重要です。
近くに自転車屋さんが無いなら、出張修理サービスを調べておくだけでも、いざというとき慌てず済みますよ。
ぐんぐん大きくなる子どもたち。ヘッドレストの高さを変えられるチャイルドシートなら、成長に合わせて頭を守ってくれます。
「調節できるの知らなかった!」との声も。頭も大きくなるので、2~3年ごとに見直しをおススメします。
目指せ事故ゼロ・その5~地域情報をシェアしよう!
坂道が多い。バイパスの抜け道で、狭いのに交通量が多い。ビル風に煽られやすい。
そんな、地元ならではの情報も安全利用に欠かせません。
イベントの受付ブースで、来場された方に「安全な道」「危ない道」などをお聞きしました。
小回りの利く自転車だからこそ、最短ルートよりも安心して走れる道を選びたいもの。
少し遠回りしていこう、という時間とココロのゆとりを持つことが、何よりも安全運転には欠かせません。
誰でも手軽に乗れる自転車だからこそ、選び方や乗り方をわざわざ学ぼう…と思いつかないかもしれません。
ただ、自転車が関係する事故は増えており、また多くのパパやママがヒヤっとする経験をしているのも事実。
単身で乗る自転車との違い、安全に利用するための交通ルールやマナーを知っておくことは、わが子を守ることにもつながり、また自分が意図せず加害者になってしまうことも防ぐことにつながります。
合言葉は…親になったらもう一度、自転車を学ぼう!
ご紹介した5つのポイントを意識しながら、ぜひお子様と楽しい自転車ライフをお過ごしくださいね。
▼参加者の声はコチラ
開催協力
このイベントは会場とプロジェクトの協賛各社の協力により開催しました。