レポート

【おやこじてんしゃ勉強会 開催レポート】ぴったりのチャイルドシートはどれ?

2026年4月入園を目指す育休者向けの【保活応援講座】の第2弾を、7月16日にオンライン開催しました。9月に第3弾と、それぞれの時期に合った保活情報をお届けします。

おやこじてんしゃプロジェクトby OGKが開催する[保活応援講座]。
育休パパママの[保活]と、園への送迎手段でもある「おやこじてんしゃ」を同時に情報収集できると好評です。

3回シリーズで、時期に合った情報をお届けする保活応援講座。
第2回目は保育園見学のハイシーズンを前に、見学園の絞り込み方法から見学チェックポイントまでをお伝えしました。

第1回【保活のはじめ方】第2回【保育園見学のポイント】は見逃し配信で視聴可能。
9月に開催する第3回【最終チェック】の無料参加も一度で手続き完了!保活情報が気になる方は、下記よりお申込みください。

この開催レポートでは同時開催した【おやこじてんしゃ勉強会】より、『チャイルドシートの選び方』をお届けします。子ども乗せ自転車デビューを考えている方は、ぜひ最後までお読みください。

おやこじてんしゃ勉強会とは?

『目指せ!子ども乗せ自転車での事故ゼロ!』をスローガンに、子ども乗せ自転車のユーザーが進行役となり、実体験を交えながらユーザー視点で安全利用を伝える勉強会。

2013年3人乗り自転車での死亡事故をきっかけに、子ども乗せ自転車のユーザーが中心となって立ち上げた活動です。大切なわが子を乗せるからこそ知っておいてほしい選び方や乗り方について、ユーザーの安全意識向上につながるような情報発信をしています。

保育園探しの段階から、送迎の選択肢に子ども乗せ自転車を加えることで、通園可能圏が広がり、保活の幅が広がります。何よりも、育休中から時間に余裕を持って情報収集することで、より安全に子ども乗せ自転車デビューができるはず。このような願いを込め、【保活応援講座】と【おやこじてんしゃ勉強会】を同時開催しています。

ぴったりのチャイルドシートはどれ?

自転車用のチャイルドシード、あなたは何を参考に選びますか?
人気ランキングの順位?
好みの色やSNSでいいな!と思ったデザイン?
おやこじてんしゃ勉強会では、安全利用を最優先に、チャイルドシートの選び方を伝えています。

①まずは知ろう!チャイルドシートの種類と特徴

チャイルドシートは大きく分けて3種類。

乗せられるのは1歳から。※

同じ年でも体格には個人差があります。適用身長・体重なども考慮して、お子さまに合うチャイルドシートを選ぶことが大前提!

と同時に、
「重たくなったら、乗せ降ろしが大変になるかも…」
「兄弟が生まれて、前後に二人乗せる可能性があるかも?」
など、数年後を見据えた視点を持つことも欠かせません。
他にも運転者の身長やライフスタイルなど総合的に考慮して選びましょう。

8つの質問に答えてぴったりの1台を選ぼう!選び方チェックリストも参考に

②どっちが良い?選び方アドバイスを聞いてみよう

オンライン講座内では、おやこじてんしゃプロジェクトby OGK認定アンバサダー水信典子さんに、選び方のアドバイスをいただきました。

おやこじてんしゃプロジェクトbyOGK認定アンバサダー水信さんのアドバイスは?

「私はまず、運転するママの身長を聞きます。
157cm以下であれば、視界良好で、乗せ降ろしがしやすい『ハンドル一体型』を薦めます。ハンドル一体型のほうがひっかけ型に比べ低い位置にあるので、低身長のママならより低い位置での乗せ降ろしのほうが負担も少なく安心です。お子さんがヘルメットをかぶったりレインカバーを取り付けたりすることを考えると、少しでも低い位置で視界が確保できる方が運転しやすいはず。」(水信さん)

「運転者の身長が158cm以上なら、自転車利用時の荷物の量を判断基準にします。通園バッグに加え、通勤時の荷物が多く、リュックでの通勤が難しい場合ならカゴが使える『ハンドルひっかけ型』を薦めます。158cm以上でも運転に不安があったり、3歳まで前乗せを希望する場合なら、ハンドルの中心にお子さんの重心がくる『ハンドル一体型』を薦めます。

子どもは成長しますが、大人の身長は変わりません。体格に合わない自転車は運転しにくさにつながります。運転する人の身長 荷物の量やライフスタイルなど、総合的に判断しましょう。」(水信さん)

▲前乗せチャイルドシートはお子さまとコミュニケーションがとりやすいのが魅力。

続いて、前乗せか後ろ乗せで悩んでいる方のご相談にもアドバイスしました。

「後ろ乗せチャイルドシートのメーカー推奨は2歳から。あと数か月…と考えると、コミュニケーションがとりやすい前乗せか、長く使える後ろ乗せかと迷うところですよね。

同じ2歳でも身長や体重は個人差が大きいもの。小柄なお子さんであれば前乗せをおススメします。またお子さんの性格も考慮してみて欲しいです。

落ち着いていて、大人の言うことを聞ける子なら後ろ乗せでも安心ですが、好奇心旺盛で身を乗り出したり立ち上がってしまったりする可能性があるなら、様子が分かり声をかけやすい前乗せが断然安心。

スペックも大切ですが、どちらのほうがより安心して運転に集中できるかということも、判断材料に加えてみてくださいね。」(水信さん)

押さえておこう!先輩ユーザーの不満点

自転車もチャイルドシートも頻繁に買い替えするものではないので「失敗したくない」気持ちになるのは当然。おやこじてんしゃプロジェクトが実施したアンケートによると…7割もの先輩パパママの不満が「チャイルドシート」にあることが分かりました。※

中でも「ベルト」の使い勝手に不満が集中。

不満の内容を詳しく見てみると…

このようなユーザーの声を受け、チャイルドシートは年々進化していることも購入前に知っておいてほしい情報のひとつ。なぜなら小さなストレスを減らすことは、安全利用につながるからです。

オンライン講座ではOGK技研の最新チャイルドシート[GRANDIA(グランディア)シリーズ]を紹介しました。

おやこじてんしゃプロジェクトのインスタグラムでも紹介中

ヘッドレストのスタイリッシュなデザインが特徴的な特徴的な[GRANDIA(グランディア)シリーズ]ですが、シートベルトの着脱&調整もスタイリッシュ。

●バックル部分がマグネットだから、ワンタッチでカチッと装着!

●面倒なベルト調整も、レバーを引くだけ!ぴったりフィット!

このな[GRANDIA(グランディア)シリーズ]と同等の機能を備えているのがYAMAHA PAS搭載のチャイルドシート[ハグシート]。

インスタ投稿

使い勝手の良さって、どうやって判断したらいい?と悩んでいる方は、先輩ユーザーの声を参考にしてみてくださいね。シートベルト以外のお困りごとも知りたい方は以下よりアンケートレポートをチェックできますよ。

「子供乗せ自転車」購入検討中の方必見!ユーザーの「困った」から見る、後悔しない選び方のポイント

チャイルドシートは選べるからこそ…情報収集がカギ!

チャイルドシートは、自転車にセットアップされた状態で販売されていることが多いため、「チャイルドシートは選べない」と思い込んでいる方もいるようです。

選べるからこそ…事前の情報収集がカギ!これなら安心してわが子を乗せられる、と思えるチャイルドシートから逆算して車体を選ぶという順番もありますよ。

チャイルドシートは単なる座席、ではありません。万が一の転倒時、お子さまの体を受け止め守ってくれるのもチャイルドシート。(そしてヘルメット!)

シートベルトの着脱や調節がラクになるようメーカーが改良に取り組んでいるのは、親の手間を減らすだけでなく、衝突や転倒時にチャイルドシートがお子さまを抱きとめられるようにとの願いもあります。

大切なわが子を乗せ、数年間使うことを真剣に考えるからこそ…おやこじてんしゃ選びには時間がかかって当然。のちのち公開しないためにも、情報収集は早めにスタート!おやこじてんしゃプロジェクトのwebサイトや、メーカーの最新情報も参考にしながら、ぴったりのチャイルドシートを選んでくださいね。

▼おやこじてんしゃプロジェクト 選び方

https://oyakojitensya.com/how-to-choose/

▼あなたにあった製品をチェック!

オージーケー技研公式LINEアカウント

https://aura-mico.jp/qr-codes/65360/previewpage

▼夫婦で使えるお子さま乗せ 電動アシスト自転車

YAMAHA PASシリーズhttps://www.yamaha-motor.co.jp/pas/children/

次回は保活応援講座最終回!

同時開催[おやこじてんしゃ勉強会]では、自転車デビューに向けた【スケジュール編】をお届けします。購入前にすべきことや買うべきタイミングについてご紹介します。送迎のお役立ちアイテムもご紹介!ご参加をお待ちしています。

おやこじてんしゃプロジェクトは子供乗せ自転車での事故ゼロ!を目指し、ママパパによる自転車安全利用の啓発活動に取り組んでいます

おやこじてんしゃプロジェクト

子ども乗せ自転車ユーザーが交通ルールを守るためには、まず「知ることから」。安全に乗るためには、体格やライフスタイルに合った自転車やチャイルドシートを選ぶことから。 私たちは子ども乗せ自転車を購入検討中や購入直後の保護者へ向けた啓発活動に力を入れています。