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【開催レポート】保育園見学のポイント&おやこじてんしゃ勉強会

2025年春入園に向けた【保活応援講座】の第2弾【保育園見学のポイント】をオンライン開催しました。開催レポートでは、保活コンシェルジュさんに聞いた、見学のポイントを紹介します。

同時開催した【おやこじてんしゃ勉強会】からは、子ども乗せ自転車の転倒について、子どもを守るために知っておきたいことをお届けします。 園生活や送迎など、少し先の暮らしをイメージするため、おやこじてんしゃプロジェクトのオンライン講座をぜひご活用ください。

保活コンシェルジュが教える「保育園見学のポイント」

わが子が毎日通うことになる保育園、しっかり見て選びたいですよね。
とはいえ…

「保育園見学って何を見たら良いの?」
「第一希望の園だけでも大丈夫?」
「見学って自由に行っていいの?」

初めての保活では、こんな疑問を抱く方も多いのではないでしょうか?

保育園見学のポイントを、都内の子育てひろばに勤務し、主宰するママサークルで保活講座を担当する保活コンシェルジュ 水信典子さんに伺いました。

【保育園見学って何を見たら良いの?】

「必ずしも“人気園=わが子に合う園”とは限りません。なぜならご家庭によって優先したいこと、譲れないポイントは異なるからです。

こんな視点があるよ、と私からはたくさんのチェック項目を紹介しますが、その中でも何を優先するか、ご家族で話しあってみてくださいね。 保育園見学は施設や保育の様子の『点検』ではありません。安心して通える園かどうかを見に行く機会にしてもらえたらと思います。」

▲保活中のママ・パパから直接相談を受けることが多い水信さんならではのオリジナルチェックシートも紹介しました。

【見学するのは第一希望の園だけでも大丈夫?】

「申込書に記入するすべての園を必ず見学しましょう!
申込書に記入する、イコール、入園する可能性がある園となります。もちろん見学だけで園の全様を理解できるわけではありません。ただ、見学しておけば確認できることもあります。入園後に『知らなかった、こんなはずではなかった』というトラブルは避けたいものですよね。
自治体によっては、申込の条件として見学が必須という場合もあります。提出直前になると見学予約が混み合い希望日に見学できないこともあります。見学の要否は早めに確認しておきましょう。」(水信さん)

【見学って自由に行っていいの?】

「必ず予約してから見学に行きましょう。
保育の合間に見学を受け入れているので、急な来園者の対応が難しいことがあります。セキュリティ面でも好ましいことではありませんよね。電話で予約する際は、10時~12時の間がおススメです。登園時、昼食時、お昼寝やおやつ時間、降園時など忙しい時間は問い合わせを避けるようにしましょう。」(水信さん)

「見学時期を集中させ、2週間くらいで複数施設を回ると良いでしょう。記憶が新しいうちに比較できるし、質問に慣れたり見る眼も養われたりとメリットもあります。
在園児のプライバシー保護のため、見学時の写真撮影を禁止している園もあります。事前にチェックリストを作り、園名と日付を書いてから見学に臨むと、振り返りのときに役立ちますよ!」(水信さん)

見逃し配信では、印刷するだけで準備OKのチェックリストも受け取ることができます。ぜひご活用ください!

転倒が怖い…子どもを守るために知っておきたい3つのこと

日々の送迎や買い物、近所の通院など、小回りの利く自転車は忙しい子育て中の強い味方。

保活講座に参加してくれた育休中の方からは、【子ども乗せ自転車】のイメージについて「便利そう」「移動がラクになりそう」との声が寄せられました。

ただ一方で「転倒が怖い」との不安もあるようでした。

ママ・パパ向けに子ども乗せ自転車の安全利用を伝える【おやこじてんしゃ勉強会】では、万が一の転倒に備え、知っておきたい3つの予防策をお伝えしました。

知って防ごう!停車中の転倒

自転車停車中の転倒事故が非常に多いという事実を知っていますか?

グラフから「子どもの乗せ降ろし」「子ども、自転車から目を離す」「子ども、自転車から離れる」という状況が転倒原因として目立っていることも分かります。

◆安全な乗せ降ろしの順番を知る 

◆子どもや自転車から目を離さない

◆子どもや自転車から離れない

停車中こそ転倒のリスクが高いことを知り、できる対策を意識していきましょう。

【確認しよう】子どもと荷物、どちらを先に乗せる?乗せ降ろしの順番はこちら

https://oyakojitensya.com/how-to-ride/

ヘルメット&ヘッドガードで子どもの頭を守ろう!

転倒時、全体の9割が顔や頭を受傷しているというデータがあります。また、自転車乗車中の交通事故では、死亡者の約60%が頭に致命傷を負っているというデータもあります。(※東京消防庁救急搬送データ)

一番守らないといけないのは『頭』。ではそのためにできることは?

◆チャイルドシートに乗せる前にヘルメットをかぶせる

ヘルメットを脱ぐのは、自転車を降りてから

◆ヘッドガードが子どもの頭を守れるように高さを合わせる

◆シートベルトが体にフィットするよう装着する

【見てみよう!】安全性を第一に選びたい方へ

いざというときお子さまの頭部を守るチャイルドシートhttps://oyakojitensya.com/how-to-choose/

【ヘルメットの選び方】https://oyakojitensya.com/how-to-choose/

転倒時の衝撃を吸収する新技術「ZEROTECT」

チャイルドシートの「素材」に注目したことはありますか?

おやこじてんしゃプロジェクトのメインサポーターであり、自転車用チャイルドシートのパイオニア オージーケー技研株式会社では、転倒時の衝撃を吸収する新技術「ZEROTECT(ゼロテクト)」を開発し、ヘッドガードに搭載した「グランディアゼロ」シリーズを発売しています。

▲ヘッドガードの内部は写真のようなリブ構造になっており、頭部への衝撃を吸収し、転倒や外部接触の衝撃から子どもを守る仕組みになっているそう。

すべての子どもを自転車事故から守りたいという「ケガゼロミッション」の計画に基づき、自転車転倒時子どもの頭部“ケガゼロ”を目指して開発した、新たな衝撃吸収構造を搭載したチャイルドシート【グランディアゼロシリーズ】はコチラ。

知ることで安全&便利な選択肢を増やそう!

転倒しないように気を付けることも大切。
同時に万が一に備え、転倒しても子どもの頭を守れる環境づくりも欠かせません。
チャイルドシートは自転車にセットアップされた状態で販売されていることが多いため「チャイルドシートは自由に選べない」と思っている方もいるかもしれません。ですが、付け替えや後付けができる車種も少なくありません。

どのようなチャイルドシートを選ぶか、それは子どもの年齢や家族計画、ライフスタイルによって変わります。ただ、同じ種類のチャイルドシートでも安全性や機能はさまざま。

日々の負担を軽くするためには、高性能なチャイルドシートを選ぶことがポイントになります。

見た目や価格で選びがちな子ども乗せ自転車ですが、ぜひ安全利用の視点も忘れずに、わが家に合った1台を選んでください。自転車本体、レインカバーやヘルメット選びも、情報収集することで安全&便利の選択肢を増やしてくださいね。

見逃し配信&次回開催のご案内

これから保活を始める方も大丈夫!下記フォームから申し込むだけで、これまでに開催した【保活のはじめ方】【保育園見学のポイント】の見逃し配信をお届けします。

育休応援企画の最終回は申し込み前の最終チェックを行います。見落としがちなポイントを確認して不安をなくしておきましょう。

おやこじてんしゃプロジェクトは子供乗せ自転車での事故ゼロ!を目指し、ママパパによる自転車安全利用の啓発活動に取り組んでいます

おやこじてんしゃプロジェクト

子ども乗せ自転車ユーザーが交通ルールを守るためには、まず「知ることから」。安全に乗るためには、体格やライフスタイルに合った自転車やチャイルドシートを選ぶことから。 私たちは子ども乗せ自転車を購入検討中や購入直後の保護者へ向けた啓発活動に力を入れています。