お子さまの『入園』をきっかけに自転車生活をスタートする親子が、安全にずっと楽しく園生活を過ごせることを願い開催されたイベント、それが【入園おめでとう!交通安全を体験する豊洲親子フェスタ】。
開催レポートでは、イベント内で体験してもらった【安全・楽しく・賢く】4つのポイントをご紹介します。
※2024年3月22日(金)豊洲文化センター1Fギャラリーで開催したイベントのレポートです。イベントの概要はコチラ https://oyakojitensya.com/event/240322/
目次
Point1.選び方のポイントは?
毎年のように新モデルが登場する【子ども乗せ自転車】は、デザイン性はもちろん、利便性や安全性も高まっているからこそ「いったい、どれを選んだら良いの?」と悩んでしまうもの。
電動アシスト付自転車というと、バッテリーの容量に目が行きがちですが、実際には駐輪場内や歩道で手押ししたり、子どもを乗せたままスタンドを止めたり、チャイルドシートへの子どもの乗せ降ろししやすさなども重要なチェックポイントです。
▲電動アシスト付自転車PASシリーズ紹介 提供:ヤマハ発動機販売株式会社
子ども乗せ自転車の安全利用のためには、体格やライフスタイルに合っていることが大切。
体格に合っていない自転車は運転しづらいだけでなく、停車時や駐輪時にバランスを崩す恐れもあり、とても危険だからです。
イベントではひとりひとりサドルの高さ調整を行いながら、サドルにまたがって足がつくか確認したり、チャイルドシートにお子さまを乗せたりベルトの着脱を試したりを体験してもらいました。
「選び方のポイントは優先順位をクリアにすること。見た目の好みや価格も気になるところですが、子ども乗せ自転車は自分ひとりで乗るものではありません。不安をなくすこと、安心感が持てる乗り心地や使い勝手かというところも、ぜひ確認してみてください。」(ヤマハ発動機販売株式会社 原さん)
▼「漕いでいる感覚に近いやさしいアシスト」が特徴のヤマハPASシリーズは、電動アシスト付自転車初心者さんにおススメ。詳細はコチラ
https://www.yamaha-motor.co.jp/pas/children/
Point2.レインカバーは必要?
登園手段として子ども乗せ自転車を利用するなら、雨の日対策は欠かせません。
「レインカバー、せっかく買っても雨の日だけだし、使わなかったらもったいないなぁ。」と思っていたら大間違い! 雨の日だけでなく、紫外線や寒さからお子さまを守ってくれる全天候型のレインカバーなら、365日活躍してくれますよ。
▲チャイルドシート&レインカバー紹介 提供:OGK技研株式会社
オールシーズン活躍する【ルーフシリーズ】は、ファスナーレスで乗り降りラクラク。
カバーの下半分がワンタッチで着脱できるので、子どもを乗せるときのスペースを大きく確保できるのも嬉しいポイント。暑い日は下半分を外して風通し良く、上部分を日よけとして使うこともできます。
片手でスムーズに開閉できるので、子どもを抱っこしながら、傘を差しながら、荷物を持ちながら、など実際の送迎シーンでストレスなく利用できることを体感してもらいました。
チャイルドシートにレインカバーを取り付けた状態で体験できる機会は、自転車屋さんでもなかなか無いそう。実物に触れ、体験してくれた方からはこんな感想が。
「雨の日どうしたらいいのかと思っていたけど、こんなしっかりしたレインカバーなら子どもも濡れず安心!」(自転車送迎を検討中のママ)
「実はチャイルドシートの型番が分からず、レインカバーを購入できていなかったんです。今日はメーカーさんに直接相談できて本当に良かった!なかなか自転車店ではゆっくり相談できなくて…」(子ども乗せ自転車利用中のママ)
▼チャイルドシートメーカーだからこそできる専用設計
OGK技研のレインカバー全種類はコチラ
https://ogk.co.jp/products/child?itemlist=child#rain
▼【レインカバー簡単診断】OGK技研LINE公式アカウントはコチラ
https://aura-mico.jp/qr-codes/69cb46861f6f12347b6df17a2dd8c117/previewpage
Point3.親子でヘルメット着用!
帽子嫌いだというお子さまと来場されたママさんから「ヘルメットってやっぱりかぶせないとダメですか?」と質問されました。答えは…「自転車に乗るなら、絶対にヘルメットをかぶらせてください!」
自転車事故での死亡原因の64%が「頭部のケガ」によるもの。(※出典:交通事故総合分析レポートNo.97 /(公財)交通事故総合分析センター)万が一転倒した際に、子どもの頭を守れるのはヘルメットです。
ママやパパにとっても万が一の頭のケガは致命傷となる恐れもあります。2023年4月よりすべての自転車ユーザーに、ヘルメット着用努力義務が適用されています。
お子さまとの自転車デビューをきっかけに、ママやパパもヘルメット着用を!
▲子ども用&大人用のヘルメット 試着体験 提供:株式会社オージーケーカブト
イベントでは、様々なデザインのヘルメットを試着してもらいました。
手に取って「軽い!」、かぶってみて「おしゃれ!」「ヘルメットじゃないみたい。帽子感覚でかぶれそう。」とママやパパにも試着を楽しんでいただきました。
救急搬送されるほどの子ども乗せ自転車での転倒事故、実は約9割が【停車中】に起きています。ヘルメットをかぶってから自転車に乗せる、自転車を降りてからヘルメットを外す、なども送迎デビュー時から習慣づけていけると良いですね。
ヘルメットの寿命は約3年。素材の経年劣化に加え、3年も経つと購入時より身長がぐんと大きくなっている子がほとんどでしょう。頭も大きく成長しています。サイズが合わなくなっている可能性もあるので、ぜひ定期的に見直しをしてあげましょう。
▼【子ども用】オージーケーカブトのチャイルドメットシリーズはコチラ
https://child.ogkkabuto.co.jp/
▼【大人用】普段使い&通学用まで幅広いラインナップでお気に入りが見つかる!
https://www.ogkkabuto.co.jp/bicycle/
Point4.江東区の助成制度
イベントを開催した江東区では、様々な助成制度を設けています。自治体の助成制度を利用して、賢く安全利用を。条件や対象となる店舗は江東区のHPで確認を。
▼自転車用ヘルメット購入費用助成
自転車用ヘルメットの購入につき、1個当たり最大2,000円を助成。
https://www.city.koto.lg.jp/470801/kurashi/kotsu/kotsuanzen/helmet.html
▼自転車点検整備費用助成
自転車の定期的な点検・整備を促進するために、TSマーク取得に要する費用の一部(1台あたり最大2,000円)を助成。
https://www.city.koto.lg.jp/470801/kurashi/kotsu/kotsuanzen/ts.html
【学ぶ】プロに教わる&先輩ユーザーに学ぶ乗り方
『入園おめでとう!交通安全を体験する豊洲親子フェスタ』では、トークプログラムやリトミックでも安全運転をお伝えしました。
▲先輩ママトーク~はじめての送迎体験談×YAMAHA 電動アシスト自転車乗り方教室
「自転車送迎デビュー前には、木場公園で練習しました!」と教えてくれたのは、江東区在住で、子ども乗せ自転車利用歴は8年という、一般社団法人全国マザーズケア協会 代表理事の内田三恵子さん。(写真右)
「半径4km以内は自転車が一番早い、と言われるほど。自転車は忙しい子育て中に便利な乗り物。江東区の特徴は、坂は無いけど『橋』が多い!登りの大変さはもちろん、下るときはブレーキをかけ続けているので、消耗が激しいかもしれません。安全のためにも、ブレーキの利きを自転車屋さんで点検してもらうことをお忘れなく!」(内田さん)
世界で初めて電動アシスト付自転車を商品化したヤマハ発動機販売は、オートバイで世界トップクラスのシェアを誇る企業。オートバイを取りまわすコツは、子ども乗せ自転車にも応用できるそう。
「お子さんを乗せた状態で自転車を手押しする際は、腕の力に頼ろうとしないこと。自分のほうに車体を少し傾け、腰をサドルに沿え【両手と腰の3点】で自転車を支えながら体全体で押していくと安定しますよ。」(ヤマハ発動機販売株式会社 原さん)
【楽しむ】リトミック&紙芝居
▲リズムで学ぶ「止まれ」リトミック 提供:プチボヌールミュージックサロン
https://www.instagram.com/petit.bonheur.rythmique/
体験してもらった「即時反応」はリトミックには欠かせない基本中の基本。リズムに合わせながら動いたり止まったりする体験を通じて、集中力や観察力を高め、自分の体をコントロールすることは、危ない!と感じた時に「止まる」練習にもつながります。
▲紙芝居『けんちゃんの自転車大冒険』&おやこじてんしゃミニ勉強会
参加型の紙芝居では「信号が赤のときはどうする?」「止まる~!」と元気な声で教えてくれたお子さんも。クイズを交えつつ、交通ルールを楽しく学ぶ紙芝居タイム。
「入園後の生活は、時間に追われることも多々あります。移動だと思うと焦ってしまいます。自転車に乗っている時間は、親子で楽しむ時間と考えましょう!」おやこじてんしゃプロジェクトbyOGK認定アンバサダー水信典子さんより、おやこじてんしゃ10のやくそくを紹介しました。
▲お守りロゼット作り ロゼット&ハンドメイド教室プアアロハ
▲入園おめでとう!桜の無料フォトブース みらいとフォト
安全利用で楽しい自転車生活を!
レポートの最後に、友達に誘われて偶然参加した、という方の感想を紹介。
「上の子の時に使わなかったので、今さら子ども乗せ自転車には乗らないと決めていたのだけど…実際に最新の自転車アイテムを見たら、なんて便利なんだろう!と感動しました。自転車がある生活も楽しそう!」
イベントを通じて届けたかったこと、それは子ども乗せ自転車の【安全】と【楽しさ】。
安全利用の第一歩、それは『知る』ことから始まります。
おやこじてんしゃプロジェクトの合言葉は、親になったらもう一度、自転車を学ぼう!
自転車がある生活を安全に楽しむために【選び方】【乗り方】【交通ルールやマナー】のページも読んでみてくださいね。
◆リンク一覧
・オージーケー技研株式会社 公式インスタグラム
・株式会社オージーケーカブト公式サイト「安全性について」
・ヤマハPAS公式サイト「選び方」
・江東区ヘルメット購入助成金について
・江東区自転車点検整備費用助成金について
◆協力企業・団体様
全国マザーズケア協会
mamma-room有明ガーデン店
江東区ベビー系教室しろもんのおうち
プチボヌールミュージックサロン
ロゼット&ハンドメイド教室プアアロハ
みらいとフォト
COGGEYららぽーと豊洲店